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映画観賞による母親の脳トレ [  ・家族のこと]

先週月曜のオレオレ詐偽事件の翌日、母親に事件に至るまでの経緯を聞いて
みたのですが、思っていた以上に母親の脳力低下を感じ怖くなりました。

父親の死後、会話は隣の親戚とご近所だけ。
聞いてみると、寝ている以外の大半をTVに費やしていることがわかりました。
TVを漫然と観るのは、TVの映像情報を脳が酷使される割には、論理回路を
使わないため、脳力低下につながると考え、手からのアウトプットとして
母親の希望に沿って「漢字練習」をすることにしました。


加えて、前から考えていた脳トレとして「映画観賞による脳トレ」を試みました。

DSCF8050.jpg
■今回選んだ作品はコレ「64(前編)」

自分が観て面白かったのと、母親でも知っている俳優が多数出演し、日本語作品
であることから、 「64-ロクヨン」 を選定しましたが案の定、所々でシーンの
説明をしないと付いていけないことが判明しました。


①時間を飛び越えると付いて行けない。
作品は昭和64年の少女誘拐殺人事件からスタートし、その後シーンは平成14年に
変わります。時効1年前の話と言うわけですが、その時間変化に付いてこれません。

②登場人物の顔認識と役割が理解できない
今では一般知識になっているキャリア組と県警職員の関係。
これは単なる知識不足からですが、それゆえキャリア役のセリフが持つ意味を
理解できません。

それと所々で説明の無いシーンが数秒挿入されるのですが、僕らはそのシーンの
意味を考えながら展開を推察するわけですが、その作業をしないため誰が何故
そんな事をしているのか考えられません。
例)例えば、川原の電話ボックス脇のベンチに座る永瀬正敏。

  昭和64年の誘拐時に喫茶店に居る夏川結衣(佐藤浩市の奥さん役)



③登場人物の心境理解が弱い
母親は、前編の後半で出てくる自分に近い(弱い)立場の人間の心境は理解
できますが、出世社会に置かれた人間の言動や心境が理解できません。

この作品は、上映時間120分の前3/4が後半30分の説明に充てられています。
そのため前半は、やや冗長的な流れに感じますが前半の一見何でも無いような
シーンが、実は重要人物の大きな心境変化を伝えている事が分かります。

つまり、脳力が低下した高齢者には、脳をかなり回転させないと基本的な部分
でさえ楽しめないわけで、ましてや文化が異なる外国作品や展開が早い作品や、
「君の名は。」の様なファンタジーはほぼ無理だと思いました。


僕は一度、この作品を映画館で観てストーリーを知っているため、母親の様子を
観察しながら、付いていけていない事が分かると一時停止をし、そのシーンの
意味や心境、状況を説明し、母親の理解が進むと続きを観るようにして
「64(前編)」の観賞を終えました。



作品鑑賞に入る前に、
「後編もあるけど観て面白いと思ったら一緒に観よう!」と言って作品鑑賞を
観ることにしましたが、「後編も観たい!」と言ってくれました。
ただ、「覚えていられるか自信が無いけど…。」と言っていましたが、そこは
重要ではなく、観ようとする意志の方が大事だと思っています。


こんな感じで今後も時間を作って「映画観賞」による母親の脳トレをし、
より高度な作品にもチャレンジし、楽しめるようになれば成功だと思います。


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コメント 4

浜松自宅カフェ

●@ミックさん、鉄腕原子さん、jun-arさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2017-09-01 11:21) 

chiho

85歳になる私の母も父を亡くしてから
お母さまと同じような環境ですのでお気持ち良くわかります。
転倒骨折もして4ヶ月入院、寝たきり生活が続き・・・
毎日病院通いで母も私も辛い日々でした。
努力の末今は通所リハビリに通いながら頑張っています。
お母さまにも生き甲斐になることがあるといいですね☆彡
お母さま思いの息子さんをもたれてお幸せだなあ〜と思います♬

by chiho (2017-09-04 23:40) 

浜松自宅カフェ

●chihoさん
 コメントありがとうございます。
 そうなんですか!
 高齢者の転倒、骨折には僕らもいつもヒヤヒヤしています。
 「64」後編も無事に観終える事ができました。
 「良い映画だった!」と喜んでくれましたから、今後も時間を
 作って一緒に楽しもうと思います。
 
by 浜松自宅カフェ (2017-09-05 21:58) 

浜松自宅カフェ

●ネオ・アッキーさん
 nice、ありがとうございます。
by 浜松自宅カフェ (2017-09-08 23:24) 

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