【検証】 2階から富士山が見えるだろうか? [ ・薪ストーブのある家]
「普通の家」プロジェクトは、基本計画としては一旦フィックスし基本設計に移行することに
なりました。
基本計画を進めて行く中で、プランの後半でクライアントからいただいた質問に、
「この土地は2階から富士山が見えますか?」
と言うものがありました。
クライアントとしても優先度は低く、直接プランに影響しないものとして計画を進めていましたが、
基本計画が終了したことで、検証に入ることに致しました。
■検討資料
「どのようにやろうか?」と思案していましたが、まずは計画地の緯度経度、標高を
調べ、視距(しきょ)が確保できるかどうかの検討を致しました。
手描きメモをCADに入力し、データを一度整理したのがこの資料です。
■資料のアップ ※資料の緯度経度データはダミーです。
視距とは、道路設計の際に用いる専門用語で、いわゆる「見通し距離」のこと
ですが、「目標物が見える」こととほぼ同義だと思います。
ところで、クライアントが言葉にする「見えるか?」とは、「富士山のどこか一部が見える」
と言う意味ではありません。
この場合は、「景色として見えるか?」と言う意味ですから、単に視距が確保される
だけでなく、「富士山と言う対象物」が認識できるように視野角が確保されることを
言います。
ここからはまだ確信に至っていないところですが、手計算で概略チェックしたところ、
「案外見えるかも?」
と期待が持てそうですから、次回の基本設計の打合せまでに検証を済ませて
おきたいと思っています。
天竜浜名湖鉄道「都田駅」の駅カフェ(後編) [ ・浜松市内]
立ち寄りレポートの後編です。





天竜浜名湖鉄道「都田駅」の駅カフェ(前編) [ ・浜松市内]
先日、久しぶりに都田町を訪れた際、少し足を伸ばして天竜浜名湖鉄道(通称、天浜線)の
「都田駅」に立寄ってみました。
■天竜浜名湖鉄道「都田駅」遠景
残暑厳しい日でしたが、その分青空と古い駅舎が調和して田舎のローカル駅と言う
雰囲気が漂っています。
■列車が到着する瞬間
無人の改札の向こうに列車が到着した瞬間を捕らえてみました。
元々は旧国鉄の「二俣鉄道」と言う赤字路線でしたが、民営化により第三セクターの
「天竜浜名湖鉄道」として引き継がれ、地域住民の大事な足として運営されています。
僕が中学生の頃、部活動の卓球の試合で利用したことがありますが、列車本数が極端に
少なく「遠州森町」の駅で何時間も待った覚えがあります・・・。
民営化により運行間隔は短くなり、利用しやすくなりましたが、それでも生活手段として
の利用者は少なく輸送事業としてはかなり厳しいのが実情です。
そのため、天浜線沿線は独自路線を歩むようになり、駅舎に美味しいお蕎麦屋さんや
洋食屋さんを誘致するなどの努力をされています。
■MIYAKODA駅cafe
毎週、金曜から日曜までの週末、11時~17時までの営業のようですが、
ちょっと入りたくなるような雰囲気が漂っていると思いませんか?
ちょっと期待できそうですが、 駅カフェのレポートは次回とさせていただきま~す。
子供との夏の正しい楽しみ方 [ ・浜松近郊の川遊び]
子供達も中学、小学校高学年になると一緒に何かをやろうと思っても、なかなか
スケジュールを合わせるのが難しくなってきます。
我が家の子育ては、「子供は子供らしく、今しか出来ない体験をするべき」との考えから
本人が希望しない限り、習い事を強制させることはしていません。
それでも、希望して始めた学校の部活動や空手は、自発的に取り組んでいますから、
邪魔しないように配慮しているつもりです。
そんな中、僕も夏休みをとれたことから、
「暑いから川に泳ぎに行こうよ~♪」
と小6の次女を誘って、 父と子の二人で川遊びに行ってきました。
■絶好の川遊び日和
今回は二人だけでしたから、いつもとは違う場所を選んでみましたが、原は広く、
流れる水も澄んでいて水遊びするには絶好の場所。
昨年夏から小さな遮光タープを持参するようになり、川原で休む際もとても快適に
なりました。
■午後2時過ぎの様子
昼食後で最も人が多い時間帯でこの状況(笑)
子供を遊びに連れて行くとは言っていますが、こういう生活を日常からしたくてUターンを
決めたわけですから、夏は時間さえ許せば出かけて山と川を眺めることができる場所に
出向いていますね~。
■水遊びを楽しむ次女
次女も小学校高学年になりましたから泳ぎも上手になった上、自己判断もできるように
なってきたため、 こういう場所であれば付きっ切りと言う必要も無くなってきました。
それでも深い場所もありますから、慣れるまでは念のため僕か娘にはライフジャケットを
着用して遊ぶようにしています。
(小学生と言えども溺れたら、私でも助ける自信はありませんから)
■嫁さんの「ボディボード」をビート版替わりに
水深が浅い場所では、「浮き輪」や「ライフジャケット」よりも、「ボディボード」や
SUP(スタンドアップパドル)などの方が遊びやすいですね。
こんな風に川上に向かって泳いだり、流れに身を任せて流れていったりなど。
■山側は水深が深い
山側は川底が水流でえぐられますから、流れが緩くなり深さが増します。
川遊びを通して、自然の摂理を体感的に学ぶことが重要なんですね。
この時も、山から流れる小さな沢を発見したため、水に触れて水温が低いことを
確認させました。
湧水量が多い場所があると、同じ川の中でも急に水温が変わったり冷たい流れに
当たることがあることを知って欲しいためです。
■淵でプカプカ浮かんで
嬉しそうな娘の顔を見ているだけでも幸せな気持ちになれることに気づきました。
僕自身が川遊びをしたいと思っていたのですが、遊んでいる時間は娘の方が圧倒的に長く、
食べるか休憩する以外はずーと水の中で遊んでいました。
一方の僕は、娘が遊ぶ写真を撮ったり、山や清らかな川を眺めていることの方が
多いことに気付きました。
近くで遊んでいたお父さんらしき方も
「夏は川だね!」
と子供に言っているのがとても印象的であると共に、大きく頷いた次第です(笑)
さて、今年はあと何回行けるかな~?
「山の日」を山で過ごしてみた♪ [ ・浜松近郊の川遊び]
今年の夏休み初日は妻の勧めもあって、独りでキャンプをさせていただきました。
それも子供が健やかに成長してくれているからですね!
■キャンプサイトの前は山・ヤマ・やま~♪
朝起きてテントから見えるのがこの景色です。
しかも、この日は偶然にも新たに国民の祝日として制定されたの「山の日」。
■トイレに行きがてら軽い散歩(朝5時半)
これまで8月の夏真っ盛りにキャンプしたことはありませんでしたが、
「この場所なら涼しいかな~?」と思ったことと、ソロキャンプなら家族を不快に
させることもありませんから、まずは独りで試みることにしたわけです。
就寝時は暑く感じましたが、幸いにも明け方は涼しいと感じるほどでした(#^^#)
■朝食の様子
朝食は、ひなたCAFEのジャム&バタートースト、ベーコン・エッグ、スープに
ドリップコーヒーですが、この写真を撮ってふと気付いたこと。
左の青いクーラーボックスは、僕が中2の時に購入したダイワ「SNOW LINE160」で、
実に37年前のモノ(笑)
大事に使っていることもありますが作りがしっかりしているため、今でもまったく問題なく
使用できます。
その他、焼き網の上にあるコッヘル(鍋)は、スノーピークの「初代フィールドクッカー」で
独身だった1993年に購入したもので23年間。
ガスストーブは、EPIガスで1994年のGWに嫁さんと福島へキャンプに行く際に購入した
ものですから22年経っていました。
■夕食の様子
こちらは前の夜に作ったもので、厚揚げを軽くあぶって生姜醤油でいただいた
時のもので激ウマでしたよ。
メインは、コッヘルで炊いたご飯にレトルトカレー、サラダ、インスタントスープと言う、
自宅キッチンで出したら「手抜きだ!」と叱られるようなものですが、アウトドアでは
ご飯が美味しく炊けただけでも最高に幸せを感じられるんですよね~(^^)v
■川の様子
少々渇水気味でしたが、いつものようにライフジャケットを着用して対岸側の深みを
流れに任せて水中を泳ぐアユを眺めているだけで癒されます。
さて、今シーズンはあと何回川遊びができるでしょうか?
少なくとも娘ともう1回は行きたいところですね~(#^^#)
嫁さんは「常備菜」作りがマイブーム [ ・美味しいもの]
ここのところ我が家の嫁さんは「常備菜」作りにハマっているようです(#^^#)
■手作りのナメタケ
「常備菜」 とは、簡単に出来て多少日持ちがする、日々のお食事の手助けとなる
お料理ストックのこと。
「ナメタケ」と言うと、味付けエノキダケのことで、有名なのは「も●や」の瓶詰めナメタケだと
思いますが、 あまりに瓶詰め製品が有名過ぎて手作り出来ることを考えたことも
ありませんでした(笑)
ところが家庭で手作りすれば、食品添加物不使用で砂糖や塩分をお好みで調整できて、
安く作ることが可能になりますしガラス瓶も不要です。
白いご飯にもとても合いますから、子供達もご飯が進むようで、「アッ!」と言う間に
無くなっていきます・・・(@_@)
その他、夏野菜のキュウリや茗荷を使ったピクルスも夏には大人気で、こちらも
「アッ!」と言う間に消費されていきますから、作る際は近くのファーマーズマーケットで
野菜を大量に購入して一気に作っているようです。
そして、「梅」がとても好きな嫁さんがここ数年作りづけているのが、自家製の梅干し。
■梅干しの土用干し
梅雨(ばいう)の頃に収穫された、自然栽培の浜松産完熟梅を塩漬けしたものですが、
梅雨が明けたお盆の頃の強い陽射しに3日間置いて、水分を抜くのが我が家の梅干し。
フワッとしていて食べやすく、お茶漬けやオニギリの具、イワシの梅干し煮などに大活躍
してくれます。
今年も10kgを農家さんから直接仕入れて樽に漬け込んで仕込んおいたものを、次女に
手伝ってもらいながら天日で干していました\(^o^)/
こうして母親から娘に家庭料理は伝わっていくものなんですよね~。
「常備菜」は働く母親の強い味方として、どうも定着していきそうです。
【おすすめ】庵野秀明監督作品「シンゴジラ」 [ ・映画]
8/1(月)映画の日に「シン・ゴジラ」を観てみました。
結論から言って「おすすめ」ですが、いわゆる怪獣作品を期待されているなら
辞めておいた方が良いでしょう。
浜松にはIMAXシアターはございません・・・。
正直、観るか観ないか悩んでいましたが、あの「エヴァンゲリオン」を世に出した
庵野秀明監督作品と言うことで、期待を持って観てみたわけですが、良い意味で期待を
裏切られました。
これはいわゆる怪獣映画ではありません。
2014年公開のハリウッド版「ゴジラ」も観ましたが、今回の「シン・ゴジラ」は純粋な邦画
として創られていて、断然今回の方が面白かったです。
子供や外国人には、ちょっと難しいと思います。
面白かったのは、現代にゴジラが初めて出現する言う設定。
今この時代に突然ゴジラが出現したら、一般人はもちろん日本の政府や諸外国はどういう
反応をするだろうか?と言う点をリアルに想定したところです。
これまでの怪獣作品は、仮想の科学特捜隊(?)が各種兵器を駆使して出現した怪獣を
倒すわけですが、科学特捜隊が存在しない現代でその役割をするのは自衛隊です。
その自衛隊はもちろん国家公務員ですから法の下でしか活動できません。
そのために、政府の閣僚や官僚が何度も会議を行ない、有害鳥獣駆除(確か)と
言う名目でゴジラを駆除(笑)しようと作戦を練るわけですね。
庵野秀明監督は、現代日本における諸問題を「ゴジラ」に見立ててストーリーを
組み上げたのではないでしょうか?
ゴジラ駆除のためのプロセスを客観視することで、日本と言う国を風刺している
わけですが、庵野監督らしいカメラワーク、ビジュアル表現に集中して見入って
しまいました。
Blu-Rayディスクが出たら、もう一度じっくり観て、理解を深めたい作品です。
【10/15(土)開講】2016アウトドアの学校/掛川 [ ・磐田、袋井、掛川周辺]
僕の友人でアウトドア仲間のマツヤマさんが、2013年にアウトドア初心者のために始めた
アウトドアの学校が今年も開催されるそうです。
■アウトドアの学校2016チラシ
第1回の10/15(土) は入校式の他、アウトドア基礎講座&軽登山だそうです。
僕はご案内だけで直接関わっていませんが、
「アウトドアに興味あるけど、何から手を付けていいのかわからない・・・。」
「やりたいけど、一人では始められないし・・・。」
こんなアウトドア初心者どころか一歩手前の方から対象者ですから、まったく心配は
不要だと思います。
■チラシ裏面
第2回 11/5(土) アウトドアカメラ講座&ギア・キャンプ講座
第3回 11/27(日) 体験登山
第4回 12/17(土)18(日) キャンプ&卒業式
入学金は40,000円(税込、前払い)とのこと。
12月の忘年会には、予定が合えば僕も参加するかもしれません。
興味のある方は、早目の申込みの方が良いようですよ。
と言うのも、フリーペーパー「ウィーラ」に載ったり、K-MIXで紹介されると一気に
定員になってしまうからです。
申込みされる場合は、「ひなたCAFEのブログを見た!」と一言書かれますと、
今なら「えっ、そうなんですか?」と一言いただけるかもしれません。
単なるご紹介だけですから、私にも申込みされる方も紹介メリットは特段ありません。