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無垢材インテリアの家 [■建築探訪]

今週は雪がチラつく岐阜市内に完成したばかりの住宅を訪問しました。

お施主さんは、某木製建材メーカーにお勤めの方と言うことで期待しながら
訪問させていただきました。

外観は一見すると見過ごしてしまいそうなほど、コンパクトで素っ気ない意匠
ですが、小さいながらも良くまとまったプロポーションを醸していました。


地場工務店の設計担当者の方に促されて、無垢の木製玄関ドアを開けると、
上質なオークの床材が張られた玄関ホールにハンス・J・ウェグナーの
名作椅子が待ち構えています♪

期待に胸を躍らせながら、室内ドアを開けると、、、

DSCF6330.jpg

大きな木製システムキッチンとダイニングテーブルが置かれた居心地の良い、
LDKが待っていました。

2階に上がる階段の手すりはフラットバーの製作で、華美ではなく木への強い
想いが感じられました。

 

今回訪問したお住まいには直接携わっておりませんが、私が企画した製品が
採用された物件で、使い方に一工夫がいるためご説明にあがあることに
なりました。

結局、ちょっとした配線工事の手違いだけでしたから、設計担当者さんに
幾つかご説明をし現場を後にすることになりました。

 

世の中には、お施主さんと設計者の組合せの数だけプランがありますから、
それを拝見するだけでも楽しいし、参考になりますね。
 


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みんなの森ぎふメディアコスモス(内観) [■建築探訪]

今回も、伊東豊雄建築設計事務所の設計による、岐阜市立図書館の複合施設
「みんなの森ぎふメディアコスモス」の体験記です。

今回は、2階にある公立図書館部分の内観のご紹介です。

DSCF5772.jpg
■2階の図書館内部
はじめてご覧になった方はかなりビックリされたと思います。 
うねる木製の天井も驚愕ですが、「上部にある漏斗のような形状のアレは一体何?」
と思いますよね~。

 

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■名称は「グローブ」
主な機能は、トップライトからの光の拡散と春秋の中間期における重力換気を誘導する
ためのダクトとなるようで、素材は自己消火性のあるポリプロピレンの網にドット柄を貼り
込んであるそうです。

 

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■グローブ内の見上げ
トップライトからの自然光をやわらかく拡散してくれるていますね。
このドット柄をすべて確定する作業量を考えただけでも、気が遠くなりそうです・・・。

トップライト部分は可動式になっており開放すると、暖まって軽くなった空気が上部へ抜けて
いくわけですが、それがキチンと機能しているそうです。

このグローブのお陰で、同規模の建物と比べて空調と照明の消費エネルギーは半分に
低減できているそうです!!!

 

さらに・・・

DSCF5775.jpg
■「ゆったりグローブ」の内部
グローブは、空調ダクトであり、天井からの自然光を拡散させるシェードである
だけでなく、空間をゾーニングする機能も持っています。

 

DSCF5777.jpg
■ゆったり座れるベンチ
実際に座ってみると座面はかなり硬くて、腰を落としたところ「ゴツン!」と言う音が
して少し痛かったです(笑)

ご覧のように上部にある「グローブ」が、蚊帳(カヤ)のように囲んでくれているお陰で
安心感と言うか包まれている感じがしてとても心地良かったです。

これでテーブルに美味しい珈琲を持ってきて飲めたら言うコトなしです。

 

年間利用者数は、100万人を超えたそうですがご覧のように席数にもゆとりがあり、
気持ちよく利用できました。 

DSCF5781.jpg
■窓際の「閲覧デスク」
間近に迫る山を観える閲覧デスクには、たくさんの若者が陣取って勉強をしていました。
「みんなの森ぎふメディアコスモス」の開館により、新規登録者数1万6,500人増え
その40%が22歳以下だと言うのも頷けます。 

 

この施設は、70社からの設計コンペで選ばれた案だそうですが、良く現できたものだと
感心しきりです。 

全国からの視察も多いのも頷けますが、建築が好きな方は是非一度足を運んでご自身で
体験していただけたらと思います。


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みんなの森ぎふメディアコスモス(前編) [■建築探訪]

昨年、2015年7月18日(土)に開館した岐阜市立図書館を核とした複合施設である、
みんなの森ぎふメディアコスモスを訪問することができました。

日経アーキテクチュアの記事でこの建物のことを知り、非常に衝撃を受け、気候の良い
時期に訪れたいとタイミングを図っていましたが、この時期の隙間を狙って半日ほど
空間を体験してきました。 

DSCF5805.jpg
■ファサードとメインエントランス
左手の黒い屋根の建物は、カフェスペースとなっていて今年4月からスターバックスが
3ヶ年の契約で運営しているそうです。

新館のオープンに伴い昨年閉館した旧本館は、築50年を経過していたようで蔵書数、
床面積、駐車場などが整備されていなかったことから、年間の利用者数は5万人程度
だったそうです。


そんな問題を抱えていたとは言え、新たに開館した新図書館の年間利用者は100万人
を超え、新規登録者は1万6,500人でその4割は22歳以下だそうです。(wiki情報)
延べ面積が旧館の2,000㎡から9,400㎡の4.7倍になったとは言え、利用者を20倍にする
には面積や蔵書だけでは実現できません。


建築については、とても意欲的な取組みがなされており、それだけでも十分に訪問する
目的になりますが、企画段階ではなかなか理解され難いもの。

スタッフ数も20人から71人と大幅に増えていますから、運営費の増加も問題視されたかも
しれませんが、利用者数と利用者の声があればそれも問題にはなりにくいでしょう。

 

DSCF5816.jpg
■ランドスケープ
元ランドスケープデザイナーとしては、こういうところも着目していました。
丁度紅葉の時期だったこともありますが、とても気持ち空間に仕上がっています。


後編では、建築の内部空間について触れてみたいと思います。 


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「渡辺篤史の建もの探訪」はオンライン配信で見れます! [■建築探訪]

いつもnice!を押して下さる、東京のイケてる建築家 石川淳さんが設計された
住宅が「渡辺篤史の建もの探訪」で先日放映されましたが、浜松では放送されていない
ためここ数年観れていなかったのですが、時代の波なのか最新放送分に限り
CM付きでオンライン配信されていることを石川淳さんのブログで知りました。

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■新しいプロジェクト
11年前に完成した「田舎暮らしの現代民家」をご覧になった施主さんからの
ご紹介でした。
お施主さんの元同僚だったそうで、家に遊びに行って気に入っていただけたとのこと。

最初の面談は3月。
その後、初回プランで合性を確認し、正式に依頼いただき2ndプランを経て、段々と
要望が絞り込まれて、プラン6-Bで案がほぼ確定してきたところで、手描きラフから
CAD図を描き起こすところです。

 

作業に入るその前に、石川淳さんがブログで紹介されていた「ハコノオウチ07」
動画を拝見することに。 

DSCF4684.jpg
■取材協力のキャプション
「渡辺篤史の建もの探訪」は、建築家ではなく建物のオーナーさんが主役ですから、
出演もオーナーさんだけで建築家の名前が番組の中で呼ばれることは少ないのですが、
さすが常連の石川さん。

篤「石川さんとの出会いは?」

オ「実はこの番組でした!」

と奥様。
子供の頃からこの番組が好きで観ていたそうで、年齢的にもステージ的にも住まいを
建てられる時期に、石川淳さんを知り依頼されたそうです。 


コンセプトを変えずに、建物の良さ、家作りのプロセスを地道に楽しみながら紹介し続けた
渡辺篤史さんと番組スタッフの賜物でしょうから嬉しかったでしょうね~\(^o^)/ 

 

「ハコノオウチ07」は建坪10坪、延べ面積27坪の狭小住宅ですが、空間を上手に
活用されて素晴らしい住まいを創造されており、大いに刺激をいただきました!
 


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「(名古屋市)徳川町の家」訪問 [■建築探訪]

plusgateさんこと名古屋の加門建築設計室設計による住宅「徳川町の家」
オープンハウスをされると言うことで、2年以上ぶりに見学させていただきました。

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■「徳川町の家」南面からの外部見上げ
写真手前に写っているのが、お施主さんのご実家で、その家の「離れ」と言う扱いです。

ご覧のようにご実家(母屋)とはとても近接しており、南面の採光は殆ど期待できない条件
の中での計画だったそうです。

 

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■「徳川町の家」南面と玄関へのアクセス
家(母屋)と家(隣家)との隙間を通って、 「離れ」にアクセスするわけですが、
厳しいのは採光だけではありません。
材料の搬入は人力になりますし、上棟の際もクレーンは使用できませんから、
工事の効率が悪いため、どうしても直接経費が高くなります。

 

それでも、このように条件が限定的な場合は良いところが明確ですから、
良い部分を最大限に活かすことになるわけで、plusさんの思考が導き出した
答えがこのように結実しました。

DSCF3094.jpg
■2階南面の吹抜けとキャットウォーク
限られた空間を有効に活用するため、スキップフロアを巧みに採用し、空間を連続
させることで色々な空間を産み出しています。

吹き抜けには家族の一員である愛猫が楽しく遊べるよう、足場とキャットウォークを
設けていました。
しかも、猫が年老いてジャンプする力が落ちた時のことまで考えているとのことで、
この考え方は参考になりました。

 

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■1.5階から2階を見る
スキップフロアとはご覧のように、本来同一レベルとなる空間に段差を設ける手法ですが、
基本的には傾斜敷地に採用するのが一般的。

それを敢えてフラットな敷地に採用することで、床面積と多様な空間を紡ぎ出しています。
完成したものを見れば、何でもないように感じるかもしれませんが、いざ違和感なく使用できる
ように計画するとなると中々容易ではないと思います。 

 

DSCF3097.jpg
■オマケ
猫専用の出入り口。 
本来は室内建具用の製品のようですが、それを外部との出入り口として使用したそうです。

 

丁度僕も新規の相談をいただいたところですから、ここで新たに充電をし、クライアントの
ハートをわしづかみするような提案をしたいと思います。


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名古屋市北区「稚児宮通の家」オープンハウス [■建築探訪]

plusgateさんが設計された「稚児宮通の家」が完成したそうで、先週土曜日、
ひなたCAFEの営業が終えた後、名古屋へ向かいました。
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■「稚児宮通りの家」夕景見上げ
なるべくなら設計者でも気付いていない良さを探すことが「求められていることかな~?」
と思いながら、いつも見学させていただいています(#^^#)

 

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■駐車場&エントランス夜景
RC(鉄筋コンクリート)打放しのガレージにオーナーのこだわりが感じますね。
この写真だけ見るとすっごい豪邸のように見えますが、敷地面積はナント27.41坪
しかも、形状は三角形の変形敷地。

更地の状態を見ただけでは、ここに延床面積42.64坪の豊かで楽しい空間が広がって
いるとは誰も思わないでしょうね~(#^.^#)

 

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■夜景全景
全景とは言っても路上から焦点距離30mmで全体のプロポーションがわかるように
撮影できる場所はありません。
(特殊なレンズを使えば別ですよ)


ここまでの写真だけで中をイメージ出来る人がいたら天才と言えるでしょう!
では、早速中に入ってみましょうか。

続きを読む・・・


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木造+RC混構造の現場見学会 in 名古屋 [■建築探訪]

3週間ほど前になりますが、名古屋を拠点にシンプルでモダンなデザインの住宅を
多数産み出しているplusgateこと加門さん設計の構造現場を見学させていただきました。

plusさんが構造見学会を行なうのは珍しいこともありますが、わざわざ名古屋まで
行った理由は、決して味噌煮込みうどんを食べたかったわけではなく、
(いや、ちょっとはあるかな・・・)
木造とRC造の混構造の現場だからです。


というのも、我が家も一部がRC造との混構造だからです。
構造計算上、RC部分には負担をかけない考え方で設計していますが、実際はRC部分も
地震時に水平力(建物が水平方向に揺れる力)を負担することになりますから、
その考えた方に妥当性があるかどうかを知りたいと思っていました。


ちなみに、RC造とは「アールシーぞう」と発音する建築用語で、
Reinforced Concrete、すなわち「(鉄筋による)補強コンクリート」を意味します。

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■2階リビング
正面に見えるコンクリートの壁は、オーナーの要望によりリビングの内装壁として
造られたRC打放し(うちはなし)壁だそうです。

構造体としても充分機能しそうな壁でしたが、100%内装仕上げとして造られたもの。
そのため、RCの壁が一枚だけ立ち上がっている状態です。

 

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■1階RC躯体に載せられた木造部分
1階ガレージ部分はRCの箱で造られていて、1階全部がRC躯体というわけではありません。
構造計算や構造図は構造事務所に依頼しているそうで、plusさんが言われるには、

「木造部分がRC造にしがみつく」

のだそうです。

 

うーん、この表現でイメージできますかね?

木造部分とRC造部分は固さが違いますから、地震時の揺れ方が異なります。
木造部分は柔構造のため、しなやかに揺れますが、コンクリート躯体は剛構造ですから、
ガッチリと地面に食い付いている感じです。

そのため、地震時には固いコンクリート躯体に柔らかい木造部分がしがみつくように
耐えるように設計しているのだと思います。
(我が家の構造もそんな風だと考えていましたから)

 

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■3階からの景色
春にはバルコニー越しにそれはそれは見事な満開のサクラが楽しめるそうです♪
その景色と便利な立地のため、オーナーはこの土地を選んだのだと思います。

10月完成とのことですが、この後、どう変化するか楽しみですね~。

 

【おまけ】
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大きなコイの群れ!
予定時間よりも早めに現場に着いてしまったため、川沿いを散策していたのですが、
二尺(60cm)以上ある大きなコイが大群で泳いでいました。

写真だけだと伝わらないと思いますが、中々迫力がありましたよ(笑)


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薪ストーブ専門「伝兵衛堂」さんの自宅見学会 [■建築探訪]

浜松市南区飯田町に「伝兵衛堂」さんと言う薪ストーブ専門のお店があります。
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■LIFE STYLE SELECT SHOP 伝兵衛堂
薪ストーブでは有名なショップですから、これまでも何かと耳にしてはいたのですが、
伺うのは今回が初めてでした。

 

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■「伝兵衛堂」店内の様子 
ライフスタイルショップと銘打つだけあって、単なる薪ストーブのお店ではなく、
ウッディーでナチュラルな生活を好まれる方が欲しくなるようなものばかり(笑)

ひなたCAFEのランチメニューで一番人気「ストウブ鍋のハンバーグランチ」で
使用している、仏・ストウブ社の鋳物ホーロー鍋も販売されていました〜♪

 

で、今回見学させていただいたのは、このこだわりショップを経営されている
オーナーさんのご自宅です。IMG_2816.jpg 
■「伝兵衛堂」オーナーT邸
僕自身はオーナーと直接面識はありませんでしたが、設計を担当された
Kamaplan architectsさんよりお誘いいただいたのが最初でした。

さらに偶然が重なるもので、私のBlogにコメントをいただく、ベース・ワイさん
コンクリート基礎工事を担当されたとのことで、ベース・ワイの金原さんからも招待を
いただきました。 


また、伝兵衛堂さんは建築屋さんと仕事することが多いため、見学者の半数が
建築関係者の方だったようです。
実際、僕もゆめ工房さんや山岡君と一緒でしたしね(^_^)v

 

さてさて、、、

このようなオーナーさんが建てる住まいとは一体どんな風でしょうか?
早速、見せていただきましょう!

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■玄関ポーチ
伊・ビアンキのロードバイクがさり気なく置かれています。
ハンドルバーの形状からするとローディーではなく、トライアスリートかなと
思って質問してみるとかなり本格的にされている様子で、年内にあと3〜4回の
大会に参戦されるようです。

 

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■ダイニング
吹き抜けを通して、2階とロフト階に暖気を届け、重力換気をしようと
しているようですね。

 

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■リビング
この住宅にはナント、タイプが異なる4台の薪ストーブが設置されていて、
リビングにはビルトインタイプの薪ストーブが納まっています。

 

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■ダイニングの薪ストーブ
スミマセン、タイプは不明です。
床面には丸くカットされたガラスで保護されています。
煙突は2重断熱構造になっているため、壁面の遮熱対策は不要とのこと。

 

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■ キッチンのクッキング用ストーブ
左側に見切れているのは、タイル貼りのキッチンカウンターです。
これでひなたパンや天然酵母のピザを焼いたりしたら、さぞ美味しい
でしょうね〜(@_@;)

 

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ストーブの中では当然、本物の薪が燃えていますよ♪
柔らかい暖かさは本当に憧れます。

 

さて、2階に上がってみましょう。

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■段板にJパネルを使用した階段
2階からロフト階へ上がる階段です。
階高を抑え、緩勾配に設定された階段は上りやすく、圧迫感も感じられません。
左側に見える縦格子は、ダイニングの吹き抜けに面していて暖気はここから
2階、ロフト階に導かれます。

 

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■2階階段の裏側から
目線が抜けて気持ち良いですね!
設計中の「Yさんの家」と殆ど同じ動線になるため、皆で

「Yさんちは丁度、こんな風だよね〜!」

とイメージの共有もできちゃいました(笑) 

 

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これ何だかわかりますか?
いわゆる「柱のキ〜ズはおととしの〜♪」だと言うことはすぐに判ると思いますが、
「英輔10才」とあるのが、この住まいのオーナーなのだそうです。

この土地はオーナーの祖父の台から住み続けておられるそうで、子供時代を過ごした
思い出の家の柱を保存したそうですが、何だか良い話じゃないですか? 

新たにオーナーのお子様達の成長の記録もこの柱に刻まれるのでしょう! 

 

見学後は、Yさんの家を施工する工務店さんと喫茶店で2時間みっちり打合せ。

国交省によるゼロエネ住宅推進補助事業への提案書を作成するため、plusgateさんに検討を
お願いしたQ値計算書を元に、Q値目標を決める作戦会議。
申請する補助金額を算定するために、壁や屋根、床の断熱構造についてアイディアを
出し合いました。 


楽しく気持ち良い住まいを見学させていただき、新しいプロジェクトの打合せもでき
とっても濃密な一日となりました!
 


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常滑市「飛香台の家」訪問 [■建築探訪]

コメント覧では常連のplusgateこと加門さんのご好意により、愛知県常滑市で行なわれた
「飛香台の家」のオープンハウスを見学させていただきました。


初夏を思わせる暖かな陽気に、花粉がバンバン飛び散っていて辛かったですが、
インテリア、雑貨好きな友人も「行きたい!観たい!」と言うことで、交通費折半できますから
今シーズン最後の味噌煮込みうどんとセットでドライブがてら遊びに行ってきました。


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■飛香台の家
僕目線の切り口で加門さんの作品を表現することが、オープンハウスを見せていただいた
ご好意に対するお礼だと思っていますから、そんな視点でお読みいただけたらと思います。
(ファイバーシングル材の「屋根の質感と造形が美しいなぁ」と思って撮影しました)


シンプルモダン
な意匠を得意とする加門さんにしては珍しい切り妻屋根の家
今、難しい案件に取組んでいることもあり、発想の転換を図るためにも、
別の人が考えた建築に触れるのはとても良い刺激になりますね。

 

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■計画地のロケーション
建築の設計は、施主の要望だけでなく計画地周囲の条件を読み解くことから始まります。

何社もの提案の中から、加門さんの提案が選ばれたのは計画地の条件を最も活かした
提案をされたからだそうです。
ノウハウの部分もありますから、僕がここで説明することは差し控えますが、
その提案をしたのは提案に参加した建築会社の中では加門さんだけだったようです。

 

そんな話を、実際にその空間に身をおきながら、直接設計者の口から直接聞けるのが
オープンハウスの良いところ


これから家作りをされる方は、モノを見るだけでなく、設計者や監督の思いや考えを
聞ける場として、オープンハウスを上手く活用されると良いと思います。

 

IMG_6646.jpg
コレが見たかった~!
二次元の写真だけではわからないのが建築なんですね。
大学の建築の恩師である志水先生からは幾つもの教えを受けましたが、

「新建築に掲載された建築作品を見るためだけに、JRに幾ら支払ったことか!」

この意味は、建築はその場に身を置かなければわからないと言うことです。

 

これをお料理の味に置き替えると、


「料理評論家の文章を幾ら読んだところで、食べてみなければわからない!」


と言うことですね。

 

そのため、僕が家作りの相談を受けると、予算を決めることと、


たくさんの住宅雑誌で色々な建築を見て、実際の住空間も体験して下さい!


とアドバイスしています。

 

それらを重ねることで、住み手である自分達が楽しくて、気持ち良い建築がわかってきます。
すると、施主の権利と義務である、判断決断することが可能になります。
これは自分の中に判断のモノサシを作る行為と言えばわかりやすいでしょうか?

 

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■全景
一部未完成のところもありますが、完成写真はプロのカメラマンのお仕事ですから、
最終の仕上がりが気になる方は、plusgateさんのHPが更新されるのを
お待ちいただければと思います。 

 

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【オマケ】
オープンハウスには、完成した住宅やこれから竣工、着工する案件の模型が
たくさん置かれていました。

くどいようですが、その設計事務所や建築会社がどういう想いで家を設計し、
家作りを考えているかといことに、直接触れることができる貴重な機会として、
オープンハウスを上手く活用いただけたらと思います。

 

そんな、「常に開いているオープンハウスを浜松に!」と思って企画し、創ったのが、
何を隠そうひなたCAFEに込めた僕の想いなんです(^_^)v


常に開いていると言いながら、「平日の週3日だけで、しかも完全予約制でしょ?」
とは言わないで~(T_T)
先日の経営会議で決まったことですが、近々、完全予約制は解除になりますから(^_^;)


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もくもくまつり2011木の住まいデザインコンクール受賞住宅 [■建築探訪]

仕事関係の友人が2010年に渾身の想いで建てられたご自慢の住まいを、先日やっと拝見
させていただくことができました♪ 

・・・と言っても単なる住宅見学ではなく、オーナーが気の置けない仲間と不定期で開催している
BBQパーティーに参加させていただきながら。
IMG_2406.jpg
■2010年竣工のT氏邸(浜松市)
外壁はモルタル左官仕上げ。
西側外壁面には「玄関の木戸」と木製の「表札」「郵便受け」のみ。
アプローチにはコンクリート製のスロープを設け、誰でも使えるユニバーサルデザイン
に配慮しています。

 

夕外観.jpg
■もくもくまつり2011 木の住まい デザインコンクール優秀賞
この写真は、オーナーであるTOMATONIAことTk氏のBlogからお借りしました。
詳しい建築の経緯などはこちらをご覧下さい。

この年は最優秀賞がなく、3点の優秀賞が選ばれたそうです。
正方形平面に方形(ほうぎょう)の屋根は軒の出を大きくとり、敢えて雨樋を設けないで
日本刀のような研ぎ澄まされた美しい屋根を醸しています。

掃き出し窓にはペアガラスを仕込んだ木製建具を採用し、障子だけで光をコントロールを
しています。

これについて施主のT氏が、


「カーテンを使用しないという価値観を教えてもらった!」


と感慨深げに述べていたのが印象的でした。

 

また、掃き出しの木製建具のための設計者の細かな配慮にも驚きました。


アルミサッシに比べて剛性の足りない木製建具では、下框の背(せい:高さのこと)を
大きくせざるを得ないのですがそれだと野暮ったくなってしまう。
そのため、レールを床面より下げ、ガラスの下端を床面に合わせることでシンプルに
見せているそうです\(◎o◎)/

掃出しから出入りする歳に足を取られるため、「歩き難いなぁ・・・」と感じていたのですが、
木製建具だから「雨仕舞い(あまじまい)を考慮して、建具を落とし込んでいるのだろう?」と
思う程度でしたが、実は意匠面での配慮の方が大きかったのですね。

 

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■リビングダイニング
このインテリアに心を揺さぶられるのは、扇状に架けられた垂木(たるき)をあらわし
しているからでしょう。

あらかじめ写真では拝見していましたが、実際にその場に立つと何とも良い感じでした。

この小規模ながら研ぎ澄まされた空間の設計者は、㈱長谷守保建築計画
僕も参加している浜松セントラルパーク構想を考える会の代表者でもあります。
 

ちなみに、テレビを観ているのは我が家の長女です(*^_^*)

 

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■浜松の若きクリエイターとのBBQパーティー
オーナーのTk氏の他、皮革職人のTk氏、外構建築プランナーのTn氏、
コピーライターのTy氏のご家族が参加。

僕以外は30歳代の若きクリエイターばかりで、ちょっと場違いではもありましたけど、
邪魔者扱いされないで楽しめたと思います。

BBQパーティーでしたが、我が家はいつもの焼き鳥を持参し、炭火で焼いてお出ししたところ、

「美味しい!」

「クレイジーソルトやブラックペッパーを使うとは・・・」

ととても喜んでいただけました。

 

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■家人と来客を迎える親子の向日葵(ひまわり)
オーナーであるTk氏が植えた、向日葵。
日常のお世話は隣地に住まわれているご両親だそうですが、夏らしくて良いですよね!

こんなヒマワリらしいヒマワリを久しく見ていなかったため、小学生の頃、祖母の庭に
植えたヒマワリのことを思い出しました。

 

とても楽しかったので、また呼んでもらえたらノコノコと出掛けたいと思います(笑)


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