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家づくりに関わって嬉しいこと [  ・Now_薪ストーブのある家]

この日の現場は内装屋さんが、暗くなるまで壁クロスを張っていました。

現場を訪れたのが日没後でしたが、明るい作業灯のお陰で室内の状況が確認できました♪

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■19時頃の夜景
足場も外れ、建物全体がハッキリと認識できるようになっていました。

家づくりに携わって何が嬉しいかと言うと、建物に照明が灯り、窓から
生活の明かりが見えた時です。

住宅は、家族の幸せな生活を実現するために創りたいといつも思って
取り組んでいますから、何かしらそこに関与できるのは幸せです。


住宅は建築設計の中でも、要望、コストの折り合いをつけるのが難しく、
現場が始まっても打合せが多い割に、報酬は低く仕事としては難しいものが
ありますが達成感は大きいです。

昨年2月から始まったこのプロジェクトも、残りわずかと思うと寂しさが
込み上げてきます。

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内装材決めの現場打合せ [  ・Now_薪ストーブのある家]

室内のせっこうボード張りが終わりに近づいてきたため、インテリアの仕上げ
である内装材を決める現場打合せを行ないました。

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お施主さんのこだわりが強いキッチン周りを中心に3者でお互いに意見を
出し合い、それらのアイディアや意見を参考にしながらご夫婦で話し合って
決めてもらいます。

設計段階や見積り段階では、お施主さんの意識はプランや形状、使い勝手、予算に
集中していますから、具体的に検討できる余裕がありません。


そのため、躯体が立ち上がり、空間が出来てきて生活がイメージできる段階で
具体的な打合せを行ないます。



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■タイルのカタログ
今回は、キッチン周りに「タイル」を使用したいとの事でしたので、
どんなタイルをどのように使用するのが効果的か打合せをしましたが、
個性が問われる色物を選ぶ場合は何か一つでも決めるのは勇気がいるもの。

僕らの役割は、その「やりたいこと」を汲んで、背中を教えてあげるのも
大切なサービスだと思いますから、誘導的にならないよう
「これで間違いない!」
と思っていただけるよう、意見を述べるようにしています。


建築、特に住宅の内装は、設計者の作品ではなく建築主にとって毎日の生活
空間ですから、「あの時に思い切って決めて良かった!」と思ってもらえる
よう、アドバイスできればと思っています。

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薪ストーブの煙突取付け [  ・Now_薪ストーブのある家]

磐田市のお茶畑の中に立つ、こちらのお住まいはオーナーの長年の夢だった
「薪ストーブ」が入ります。

かくいう僕も計画当初は、薪ストーブを導入したいと思っていましたが、予算に
合わず早くから断念してしまいましたが、今回のオーナーさんは建築予算とは
別予算を確保し、強い意志をもって採用に踏み切りました。

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■東側からの遠景
しっかり「煙突」がこの家のコンセプトを主張していますね~♪
やはり煙突は超アナログですから、こんな長閑なランドスケープに映えます。



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■煙突部分近景
「煙突」は雨水を遮る重要な役割をしている「屋根」を貫通しますから、
雨仕舞はとても重要です。
屋根面は折り返して、雨水が侵入しない納まりとなっています。

こうして間近で見ると、形と言い質感と言いまるでSL(蒸気機関車)
彷彿とさせますね!

超、格好良いです♪


この家ならお子様も将来、

「サンタさんがプレゼントを届けに来れるのか?」

とあまり心配しなくて良いでしょうね(笑)

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天竜杉Jパネルの階段 [  ・Now_薪ストーブのある家]

私達が設計して住宅を作る場合、「階段」にメーカーの製品を使用する
ことはまずありません。
サッシの窓枠についても同じで、標準仕様は杉材の木製枠を製作しています。

外壁材についても同じですが、面積が大きくコストを占める要素が大きいため、
部分的に使用してコストを調整する場合もあります。

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■Jパネルの階段
Jパネルとは、12ミリ厚の杉間伐材を3枚直交させて張り合わせた製品で、
合板と無垢材の良いとこどりした性質を持った材料のため、意匠材だけでなく
構造部材としても使用できる便利な建材です。

メーカー製品の場合、MDFや合板の芯材に化粧シートや突板を張り付けて塗装した
ものが主流ですが、表面も中も共材(=同じ材料)のため木口を見せて使用
することも可能ですし、使用に伴って傷がついたとしても味わいとなってきます。



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■大工さんによる階段造作
Jパネルの板は、三六版(サブロクバン)と言う、幅91cm×長さ182cmの
板材ですから、現場で採寸して板材から切り出して加工し取付けます。

製品の場合、あらかじめ工場で生産されたものを現場で組立てて取付けるだけ
で済みますから、現場での作業時間は比較になりません。


我が家も同じ大工さんに作ってもらいましたが、11年経った今でも飽きること
なく愛着が持てますから、造作階段にして本当に良かったと思います。



僕たちがジャムを手作りしているから言う訳では無いのですが、「階段」であれ
「ジャム」であれ、敢えて言わなくても職人が作った手の跡を理解してくれる
お客様が少なからず存在する事を身をもって感じています。

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天竜杉の縁甲板張り [  ・Now_薪ストーブのある家]

家族の健康と快適な住まい方のため、設計当初から自然素材内装に使用することを
要望されていました。

そのため、床材はいわゆる合板フローリングではなく、スギ無垢材である縁甲板張り
としました。
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■カット作業
現場に合わせて長さを図り、棟梁自ら1本1本、電ノコでカットします。
サブロク版の合板フローリングであれば、一枚が幅90cm×長さ180cmですから、
大きな面積を一気に張って行くことができますから、施工コストはそれだけで
多く下げることができます。



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■接着剤塗布
揮発性有機化合物をあまり含まない接着材を裏面に塗布します。
この後、釘打ちをしますが釘自体は接着するまでの仮止め的な役割でしか
ありません。



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■釘打ち
この縁甲板は、本実(ほんざね)と言って材料の片側が凸、もう片方が凹形状を
していて、隙間が無いようしっかり篏合させながら張り合わせていきます。

作業自体は何気なくやられているので簡単そうに見えるのですが、無垢材ですから
もし僕がやったら一年後にはアチコチに隙間が出て、反り返ってしまうでしょう。



お施主さんご夫妻には、着工後、待望の第二子が産まれましたが、スギは温かくて
柔らかいですからハイハイも気持ちよいでしょう。
また、乳幼児期の子供にとっては手に触れる触感が脳の成長に大きな影響を与える
ことは既にわかっていますから、10年後、20年後が今から楽しみです。


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現場で「外壁材」の選定 [  ・Now_薪ストーブのある家]

お施主さんとの四週間ぶりの現場打合せは、未定だった外壁サイディング
床材の張り方キッチン家電等の具体的な使い方について決めていきました。

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■サイディング見本を並べて
日常の打合せはLINEグループで行っていますが、こればかりは画面上では
わからないため、自然光の元、玄関ドアとの兼ね合いを見ながら意見を出し合って
決めていきました。

上棟から程なくして、奥様は第二子のご出産があり、今回は久しぶりに現場の様子を
ご覧いただくことができました。

今までは進捗がわかるよう、LINEに写真をアップしていきました。
ただ、実物を見る楽しみを奪わないよう、全体の様子と気になるところを中心に
アップし、一番良いところなどは敢えてアップするのは控えていました(^^)/



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■お馴染み!ガルバリウム鋼板の縦ハゼ葺き
こちらの板金屋さんも、ひなたCAFEの外壁を仕上げてくれた職人さんです。
監督さんと話し合い、ハゼは尺ピッチにしました。

色は設計者側の提案を元に、お施主さんが決定したものですが、黒いサッシ枠
との調和がとても良い感じになっていました。


監督さんはサイディング手配を急ぎたかったところですが、お施主さんの事情を
鑑み、今日まで待っていただきました。
ようやく外部、内部の懸案事項がつぶれ、次の工程に進んでいけますね。



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吹付け断熱工事の立会い [  ・Now_薪ストーブのある家]

先週、金曜と土曜日は「吹付け断熱工事」でした。

これまでこの作業を見学することが出来なかったため、2日間見学させて
いただきました。

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■ビフォー
今回は、コストと性能のバランスから、日本アクアの吹付け断熱工事を選択する
ことになりました。
吹付け断熱の場合、筋かい部分にも断熱材が入りますし、隙間に密着し気密性を
高めることができますから、断熱性能には一定の評価があります。



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■作業中
初日の午前は、養生と材料の準備で半日。
それ以前に大工さんは、前日には片付けをしておかないといけません。
吹付け工事の親方から色々とお話しを伺うことができましたが、

「大工さんによって段取りやクセがありますね。
 ここはいつも大工さんから指名なので、やりやすいですよ。」



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■アフター
見る見るうちに断熱されていきますが、作業は見ると聞くでは大違い!

吹付け断熱は、主剤発泡剤を高圧の圧縮空気で吹付けるわけですが、作業性を
上げるために予め材料の温度を40℃程度まで温めておく必要があるそうです。

手元のガンには、これら3本のチューブが繋げられていて、床面から壁面、屋根面
に設計された厚みになるよう吹付けていく作業ですが、発泡時の反応熱で表面温度
は90℃を超える
ため、夏場の小屋裏は地獄とのこと。


こうして、毎月12~14件の各地の現場を渡り歩いているそうで、本当に頭が
下がります。
省エネ基準適合だけでなく、ZEHの普及で断熱材の厚さが厚くなり、一現場の
作業量が大幅に増えたのも頷けました。

今後は、もっと心して設計させていただこうと思いました!

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屋根からの眺め [  ・Now_薪ストーブのある家]

ZEHに取り組まれる工務店さんから打診をいただき、初回のご説明をして
来ました。
途中、先週末から屋根工事が始まった現場に立ち寄って進捗確認。

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■東側の眺め
屋根材は、いつものガルバリウム鋼板縦ハゼ葺きです。
棟換気と薪ストーブの煙突部分などの手間が掛かる部分以外は完了していました。

「足場があるうちに!」と思って、屋根の上からの景色を確認。



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■北西の眺め
御覧のように計画地は四方が茶畑に囲まれています。
新茶の季節には、静岡県らしい気持ち良いランドスケープが広がることでしょう。


子供室や主寝室の窓、バルコニーからこの景色を楽しめるわけで、朝起きた時、
夕暮れなど家に居る時間が楽しくなりそうですね。
この立地を選ばれたお施主さんの判断勝ちだと思います。

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午前中、大雨。夕方晴れ間の上棟式 [  ・Now_薪ストーブのある家]

生憎の雨予報で迎えた上棟式当日。
遠州西部地域は、朝からなかなかのまとまった雨・・・。

しかし、そこはベテラン揃いの施工チーム。
お昼過ぎに現場に到着すると、母屋も上がってほぼ形になっていました。
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■建物の形を見るとひとまず「ホッ」としますね~(^^♪
一年以上あれこれ議論してきていますから、安心すると同時にお施主さんが
どう感じているかもとても気になります。



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■東側の茶畑越しに
下屋も良い感じになって嬉しいですねー♪

この時点ではまだ雨がパラついていましたが、上棟式の頃にはすっかり晴れ間が
見えてきました。



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■棟梁による神様へのお礼
いつものようにこの現場は、鈴木棟梁が仕切ることになりました。

「いやー、野地板が間に合わないかと思ったよぉ!」

な~んてご謙遜を(笑)



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■2階バルコニーからの眺め
一面に茶畑が広がります。
ソーラーパネルがやや邪魔ですが、羨ましいですよ。
朝夕の景色もですが、雨の日は幸せを感じてもらえると思います。


さて、明日は中間検査。
また、進捗がありましたら報告したいと思います。

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着工、コンクリート基礎工事 [  ・Now_薪ストーブのある家]

「(仮称)薪ストーブのある家」がいよいよ着工となりました。

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■鋼製型枠
翌日にコンクリート打設のため、この日はJIOによる鉄筋の検査でした。
コンクリートで見えなくなる前に実地で検査を行ない、所定量の鉄筋が
入っているかなどを確認します。
計画通り施工されていることで、保険が適用になると言うわけです。


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■スラブ配筋とスペーサー
コンクリートスラブと砕石基礎の間には樹脂フィルムを施工し、コンクリート中の
水分が基礎に抜けてしまうことを防止します。



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■コンクリート打設開始
生コン工場で製造されたレディミックスドコンクリート(あらかじめ工場で厳密に配合
管理されて練られたコンクリート)がコンクリートミキサー車で現場に運ばれます。
コンクリートポンプ車に投入し、基礎屋さんが指示した箇所にコンクリートを
投入していきます。



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■叩いてコンクリートを締める
生コンクリートには投入作業をしやすいよう、微量の空気が入っています。
また、水分もやや余分に入っているため、叩いて空気や余分な水を追い出して
締め固めて、密実なコンクリートを形成させます。

そのため、「コンクリート打設」と言う表現になるわけです。
バイブレーターなど無い時代は、それこそ竹棒で突いたり型枠を叩いたりして
して固めに寝られた生コンクリートを液状化(流動化)させて、型枠の
隅々まで行きわたらせていたそうです。



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■コテ押さえ
コンクリートは、砂と砂利、セメント、水、混和剤を練り混ぜたものですが、
乾燥させるものではなく、水とセメントによる水和反応を正しく行なわせることで
固く密実な基礎を形成させます。

水和反応は、気温によって速度が異なりますから、夏はまさに時間との闘い。
打設後は、4週間近い時間をかけて反応が進み所定の強度が出るため、必要な強度が
発現するまでは型枠内のコンクリートを動かさないことが重要です。


コンクリート表面が落ち着いてきたところで、コテで押さえて平にしていきます。
社長自らコテを使って、仕上げていきます。



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■コンクリートカスの除去
基礎の立ち上がり部分は、基礎梁として基礎の剛性を司る重要な役割を担っている
と同時に、土台と柱が乗りますから建物の水平と垂直を決めます。

そのため、基礎の天端は水平であることが望ましく、誤差が少ないほど良いわけで
レベル出しのためにセルフレベラーを流して天端のレベルを調整します。


その時に接着不良を起こさないよう、コンクリートのカスを丁寧に除去している
そうです。
ここまでやっていることをお施主さんに報告して、説明することも僕らの役割だと
思っています。

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